FC2ブログ

有田川を旅して分かる3つのこと

P1054115.jpg

おはようございます、火野正平です。

・・・と、輪行して降り立った駅前でいつも一人でつぶやいてニヤニヤしている私です。(知らない人はNHK-BSの「こころ旅」を見てみよう。)

はい、てことで昨日は新年初走りに行ってまいりました。

今回の舞台は和歌山であります。

今回も素敵な景色の数々に出会いました。

ではハイライトをどうぞ。


***


ビローンと長い和歌山(もっとイイ表現ないのか)のどこを旅したのかというと、北西部といいますか、割と大阪寄りのあたりでございます。

大阪・堺の自宅を朝9時出発。朝弱い私にとって、休みの日に9時に出るというのは大変画期的なことであります。

とかいいながら電車で目的の駅にたどり着くともう昼前、自転車を組み立て、さあ出発と言い出す時にゃあもう12時ですよ奥さん。

出発地は「湯浅駅」。湯浅は醤油の発祥の地であり、古い街並みが残る私にとってもとてもお気にいりの町。

スキャン0003


初めて来たのは日本一周の時で今回は2回目。

懐かスィーと言いながらまず向かったのは醤油の老舗「角長」さんにて、ガラス瓶入りの醤油500ml。

湯浅の醤油はとても美味しい。もったいないから普段使いはしないけど、お刺身とか食べる時の私的「勝負醤油」なのです。

町をウロウロしていると、2年前に出会ったワンコが変わらず元気だったので嬉しくなった。

スキャン0002

そしてもう1件寄っとく所、魚屋のオバチャンは元気かな?

2年前お茶を出してくれたり、みかんをくれた魚屋のおばちゃん。

日本一周から帰ってから手紙を出したけど、あらためてお礼を言いたかった。

店先から「すいませーん」と叫ぶと、「ハイハイ」とおばちゃんは出てきた。

「2年前にここでお茶をいただいたことがあってー」というと、

「あーそんなことあったかねー、ごめんね今日は何もないけど。あ、これ焼いたんやけど食べきれんから持ってかえりな。」となんと焼いたサバ1匹をいただくことになった。

「いやいや、そんなつもりで言ったんじゃあ・・・」

「あーわあってるわあってる。」とおばちゃん。

お礼を言うつもりがまたお世話になってしまった。釜揚げシラスが売ってたのでお土産に買わせていただいた。

さっき買った醤油と、シラスと焼きサバ、保冷剤替わりにたっぷり氷の入ったビニール袋が荷物に加わって、フロントバッグはパンツクパンになってしまった。えっとツーリングはこれからなんですけど・・・。

ありがとねーおばちゃん。うう、湯浅には町屋を改装したお気にいりの喫茶店があるのですが今回はグッとこらえて出発します、だってもう12時半。早くも予定に陰りがさしてきた・・・いや、予定は変えるためにあるもんやからな(はあ?)

国道42号線に出て少し北上。右折して県道22号線をしばらく走る。

いやーしかしなんですなー。和歌山ってのはやっぱり「みかんの国」やねえ。道の周りはみかん、みかん、みかん畑だらけで、むこうの山の斜面もびっしりみかん畑なのであります。

そうよ、なにせ今走っている場所は、みかんの超有名ブランド「有田みかん」の本拠地なんだから。

P1054089.jpg

スキャン0006 のコピー


国道480号線に入る。

本日はこの国道480号線を東へ走って「ある場所」を目指します。

道はいったん里を離れ、静かな山あいの道に。道に沿ってずっと「有田川」が流れています。

草はベージュ色に枯れ、冬の冷たい空気の中、道はモノトーンの雰囲気に包まれている。

P1054091.jpg


二川ダムを越えると有田川はガラッと様子が変わった。川幅は広まり、水の層が増え、流れも静かで、何より水の色が不思議なブルーをみせている。その様子はとても荘厳で、神秘に満ちていた。

同じ和歌山でも熊野川が確かこんな色やったかな、たぶん水に含まれる成分でこのような色になるのだと思います。

P1054108.jpg

スキャン0004

有田川にかかる橋で「蔵王橋」という吊り橋があるので歩いて渡ってみる。

P1054104.jpg

P1054106.jpg

程よく揺れます。足元を見れば思わずすくみます。いやあこれくらいでビビってたら「谷瀬のつり橋」なんて怖くて渡れないかもしれない(笑)


道は基本的にフラットで時々ゆるいアップダウンがあるくらいですが、目指す「ある場所」まで案外距離が長く少し焦りを覚えてきた。腹も減った、今回は家から弁当を持参してきたから、もう適当な所で食べてしまいたい所だが、もう少し頑張ってみよう。

それでもなんとか目的地手前の道の駅にたどり着いた。

もうすぐや。その場所へ向けて最後の坂をゆるゆる登っていく。

そしてその場所は右手に現れた。

おおお!

P1054111.jpg

その名も「あらぎ島」和歌山・有田川町にある日本の棚田百選の一つである。

円形の田んぼに沿って川もグルーッとUの字を描いているのも面白い。

完成された造形美、そして向こうの山々と人里とロケーションも完璧。もうなんかもうすごすぎて笑ってしまう。

これまた完璧なくらいちょうどイイ丘があって、そこに座って田んぼを眺めながら弁当を食います。

弁当はすっかりひやっこくなってたけど、絶景を前にしてしかもスーパー空腹で食べるご飯は何よりも最強に旨かったのである。

P1054119.jpg

苦労して、待ち望んで来た場所というのは感動は何倍にもふくれ上がると感じる。

丘でご飯を食べていると2~3台観光に来た車がやって来たが、彼らの滞在していた時間は5分もなかった。なかには車から降りずにデジカメでパチッと撮ると行ってしまった車も。

感動や楽しみ方は人それぞれやから言ってもしょうがないけど、「そんでエエですの?」と思ってしまう。

自転車をこぐ、写真を撮る、腹が減る、飯が旨い、美しい風景に感動する。極めて単純な行為であるのに、人一倍の喜びを感じることが出来る、だから自転車旅は楽しいのである。ま、特にお金が大してかからない遊びなところもイイです(笑)

いやーしかしここは四季折々美しいやろなー、また違う季節に来てみたい。行ったことない関西人は是非見とくべし!


さー帰りますよー!

来た道をそのまんま戻ります。ホントは違うルートを予定していたけど、時間も押してきたので安全度の高い方を選びます。行きしなけっこうバテたんですが、帰りは少し下り気味な所もあってか、グイグイ進んでいけます。まあ単純に飯食って元気になったからです(笑)

湯浅駅から一つ北の「藤並駅」に到着した所で本日のツーリング終了。自転車をバラして大阪に帰りました。


***


えー今回の走行距離はほぼ70kmでした。12時半から走る距離やないね(笑)

さすがに最後は日も暮れてきてちょっと焦りました。みなさまは無理のないツーリング計画を。

ところでタイトルの「有田川を旅して分かった3つのこと」とは?

・和歌山はやっぱりみかんの国だった。

・有田川ブルーは神秘的だ。

・あらぎ島は素晴らしい。

以上。

さあ次はどこへ行こうかね。

スポンサーサイト



Pagination

Trackback

Trackback URL

http://kaerusound.blog.fc2.com/tb.php/163-89183192

Comment

さめ

うわさに聞く「あらぎ島」
一度は行っときたいのですが
大阪を抜けて和歌山って琵琶湖行くより大変なのよねー
ツアーでなく、自分の感性で居たいところに居るってのが良いですよね
私も道路脇とか、好きなトコで昼寝したいww

しかしツー序盤で土産物パンパンって(;^ω^)
  • URL
  • 2013/01/09 21:21

アマガエル

さめさん

ウフフ、あらぎ島すごいっすよ。

そちらからだと和歌山遠いですよねー。
しかも和歌山の山側は秘境みたいな所が多いし、電車も通ってないから計画ちゃんとしないと自転車の場合エライ目に合いそうです(笑)

土産物は普通帰りに買うものですよねー^^;サイドバック持ってくりゃ良かったと思いました、さすがに有田みかんを買って入れる余裕はなく諦めました。

Post Your Comment

コメント登録フォーム
公開設定

Utility

プロフィール

アマガエル♪

Author:アマガエル♪
自転車に乗って、旅して、撮る。

自称「自転車カメラニスト」のアマガエルです。

旅と日常を写真と、時々文章とともに綴ります。

◎カメラ
・OLYMPUS OM-1
・OLYMPUS E-5
・OLYMPUS E-620
・FUJIFILM NATURA NS
・VOIGTLANDER BESSA R2A
・SEAGULL 4A-107

◎自転車
・ARAYA RANDONNEUR RAN
・DAHON BOARDWALK

ご意見や、撮らせていただいた写真のデータちょうだいとかございましたらメールください。
goldhill_mino@yahoo.co.jp

カウンター