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もみつ もまれつ 鯖の道 第三回「若大将ならそう言うはずだ」

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秋の鯖街道の旅、第3話。

決死の夜の峠越えから一夜明け、2日目の今日はゴールである福井県小浜を目指して走る。

その前に、前から憧れていた美山の風景を是非見ておきたい。

2日目前半、どうぞ。


***

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朝、目覚める。

寝ぼけまなこで、宿の外は自然豊かな場所に囲まれているのを思い出して、なんだかそれだけで爽やかな気分になる。

体を起こすと、今日「やりたいこと」を頭の中に思い描いてみた。

まずは、今いる「美山」という山里の茅葺き屋根の集落を見に行くこと。前から美山には憧れていたが、大阪から日帰りで行くにはアクセス面で少々ハードルが高く、この旅では絶対に立ち寄りたかった場所である。

あとの細かなことといえば、紅葉をもう少し楽しみたい、小浜までの道の途中にある峠を楽しみたい、小浜に着いたら風呂に入りたい(宿にはシャワーしかなかった)、鯖街道の締めくくりにやはり鯖寿司も食べたい、などなど、昨夜の苦労なんかすっかり忘れて僕は朝からワクワクしていた。

少し着込んで宿泊棟の外に出た。ちょっと宿の周りを散歩してみよう。

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地面は霜で一面白くなっていた。空気はしんと張り詰めていて、なおかつ清清しい。

宿の方に挨拶して朝ごはんをいただく。

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昨日の僕の食べっぷりを見てか、おひつの中にはご飯が5杯分くらいあったが、さすがに3杯分でやめておいた。天然のナメコの味噌汁と古漬けの大根のたくわんが美味すぎた。

宿の奥さんと少し会話した。

話題は昨日の峠越えの話なのですが、昨日ここのオーナーが犬を連れて狩猟目的で山に入った時、山の中でクマを見たという。その時は犬がクマを追い払った(!)らしい。や、や、やっぱいてはるんですね、おーこわ。

さらにシカについても、夜中にバイクや車の強いライトの光を当てると、その光にビックリしたシカはなぜか向かってくるバイクや車に突進してくる行動を取る時があるらしい。宿のスタッフの方も一度バイクで同じ目にあったそうだ、おそろしや^^;

荷物をまとめ、宿の方たちに挨拶して「田歌舎」を出発した。自然と、自己との対話にひたれる空間と、野趣あふれる美味しい料理を楽しめたイイ宿であった。実はこの後、まだ少しだけこの宿とは関わることになる。

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宿を出て、茅葺き屋根の家が集まる地域へと向かう、自転車で5kmほどありちょうどイイ運動だ。ちょっと走ったところでラジオ体操、気持ちよい。

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沿道にて、おそらく漬物用の大根干し。steely danの"deacon blues"を口ずさむ。

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走っているのはこんな道、山の紅葉、こんな美しいところを朝から走れる幸せ。思わず口から「ぼかぁ幸せだなあ。」という若大将のセリフがこぼれた。

http://www.youtube.com/watch?v=v3BLiTEMcHs

やがてお待ちかねの場所にたどり着いた。

ハロー美山、君に会いたかった。

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白川郷に比べると集落の範囲は狭くてお店なんかも少ないけど、むしろそのスモール感が気軽で、静かでのんびりしていて、旅の途中にちょっと寄るにはちょうどいいサイズで、とても心地よい散歩を楽しめた。

お昼も近くなり、今日も一つ峠を越えねばならぬので出発することにした。

さっきまで晴れていた空にはいつの間にやら白い雲、そしてパラパラと雨が降り出した。

バス停の小屋の中で雨支度をしていると一組のご夫婦が雨宿りにやって来て、旅の会話を楽しんだ。

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雨の日はこんな格好で走ってます。

さて、雨だと気合を入れて走り出したものの、30分もすれば雨脚は弱まり、次第に再び青空のイイ天気になった。

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峠の入口は泊まった宿の横にあるので今朝の道を引き返す格好となる。

途中、景色の良いところで停まり、撮影、撮影。

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次回、最終話。そしてまたプチ波乱あります。
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Comment

ぐり

前回の夜間峠越えとはうってかわってほのぼのですね。
ハラハラあり、ほのぼのありで、でも旅はそれがたのしいんですよね。
自分も昔は自転車+テント泊をしてた頃もありましたが山中でのテントで一晩中テントの外でガサガサと動物の足音がしていて恐怖で全く寝れなかったことがあります。
でも今になってみればこれもいい想い出・・。無事だったから言えることですが(笑
  • URL
  • 2013/12/12 16:54
  • Edit

アマガエル♪

>ぐりさん

ハラハラ→ほのぼの→次の話でゼェゼェします笑

山中でガサガサ音はこわいですね。
僕もその辺でテント泊すると散歩してる人の影がテントの壁にスクリーンのように映し出され、なれないうちは気になって眠りにつくことができませんでしたが、慣れてくるとすぐグースカ寝れるようになりました。

まあそれもなにも無かったから笑える話で友達はテントを暴走族に囲まれたりした話も聞きます(汗

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Author:アマガエル♪
自転車に乗って、旅して、撮る。

自称「自転車カメラニスト」のアマガエルです。

旅と日常を写真と、時々文章とともに綴ります。

◎カメラ
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・OLYMPUS E-5
・OLYMPUS E-620
・FUJIFILM NATURA NS
・VOIGTLANDER BESSA R2A
・SEAGULL 4A-107

◎自転車
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