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夕暮れ喫茶で会いましょう。

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久々、旅の新作です。
GWが終わった。そしてやっとこさ休みがやってきた。

この待望の休みは好きなことをしようと、じゃあツーリング行こうじゃないのと。

そういや最近カフェという場所に行ってない。家でも美味しいコーヒーを飲むことは出来るが、その空間に身をゆだねたい気持ちなのである。

では「カフェありき」をテーマにして今回のルートを考えてみる。

ツーリングマップとパソコンを交互に見返し、僕は北摂の山奥にあるカフェに目をつけた。

明日は新緑を味わいながら香り高きコーヒーを楽しむぞっと息こんだはイイが、ルートの下調べで寝るのがかなり遅くなってしまった。さらに連勤の疲れもあって、明日起きれっかな?と若干不安になりつつ眠りに着く。

目が覚めると、視界にまず壁にかけられた時計が目に飛び込んできた。時計の針を見て一瞬で目が覚めた。その時刻とは、

「午後1時」

(笑)

この瞬間、北摂カフェの旅計画はあっけなく崩れ、速やかにルートの変更を迫られることになった。

行かないという選択肢はなかったが、もう「カフェ」は外してもイイような気がした、というより外した方がイイ気もした、輪行する時間を考慮してカフェでのんびりする時間はなさそうだからだ。

気軽に行けて目新しいところはと考えた時、大阪から和歌山に向けて山を越えるにはいくつかのルートがあるようなのだ。ツーリングマップルを眺めながらいつか行ってやろうと思っていたが、寝過ごした今くらいの時間からでも峠を一つ越えるくらいならなんとかなる・・・かな?まああかんかったら引き返したらイイし、そういや昨年は高野山に行こうとして途中で時間切れえ引き返したことがありました。

てなわけでサクっと出発準備をしてJRで輪行。関西国際空港はすぐそこ、熊取駅で下車。

自転車組んで出発が整った時はすでに昼の3時をすぎていた、いやあ相変わらずスロースターターっぷりを発揮しておりますが今回はよりひどいですねえ。

今回は府道62号線を使って山越え、和歌山の粉河まで走ります。たぶんこのルートはそれほどキツイ峠はない・・・と思うのでしょうがどうでしょう。

しばらく走ると道は山に囲まれ、大阪とは思えないのどかで雄大な景色が視界を流れていきます。

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風薫る5月、ツーリングするには一番心地よい季節ではないでしょうか。ホーホケキョと、鶯も気持ちよさそうに鳴いています。

全く意識はしていませんでしたが、この府道62号線は上に行けば犬鳴山というエリアに達するようで、何やらハイキングが出来たり、温泉に入れたりするそう。

坂道をつらつらと登っていくと、「犬鳴山温泉」という文字がちょくちょく見えてきました。カフェに行かないかわりに温泉でも入っていくかと、この一帯の温泉の元湯になるらしい「山の湯」さんで日帰り入浴させてもらうことに。

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自転車だから気づいたけど、車やと通り過ぎるやろうってくらいさりげない看板しか出していない。おまけに「ダートコーヒー」って書いてあるし、俺も普通に喫茶店かと思って通り過ぎたわな。

おばちゃんにお金を渡し、いざ温泉へ。今日仕事始めの人も多いかとは思うが、客は僕一人だけであった。

浴室は町中の銭湯よりも狭いくらいで、こじんまりとした浴槽の向こうには大きな1枚ガラスの向こうに緑の山の大展望、大阪にこんな素晴らしいロケーションの温泉があるなんてにわかに信じがたい。

またお湯がめちゃくちゃ良いのだ。少しだがプンと硫黄臭が漂い、ぬめり気が肌にまといなんとも気持ちいい。温度も熱すぎず本当に好みの湯加減であった。

仕事帰りに立ち寄ったというサラリーマンのおっちゃんが後から入ってきて、まったりと談笑しながら温泉を楽しんだ。

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風呂上がりは座敷に座り込んでコカ・コーラでほてった体を冷ます。この心地よさ、とても言葉で言い表せるものではない。

この温泉はまた必ず来たい、大阪にこんな素晴らしい温泉があることを知っただけで、今日の寝坊は正解だったと言えよう、ワリと真面目に言ってます笑


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さて、日が暮れるまでに山は越えねば。

途中野菜の直売所みたいなところで、実家の家族から頼まれていた「和歌山でミカン売ってたら買ってこい。」の指令をこなす。

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走っていると、鼻孔を通じて感じる新緑をまとった木の匂いに癒される。

次に燻されたような匂いがしたと思うと、備長炭の工場が横にあったのだ。

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紀州の備長炭というとまさにブランド品やなあと思いながらこぎすすめると、トンネルを越えたらあとはずっと下り。あっというまに和歌山は紀の川の町まで下りてきた。

右にはオレンジ色の夕日が輝いていた。この夕日をどこかで眺めたいと思い、道をそれて農作地の方へと自転車をこぎだした。

そして見つけたため池のほとりに腰を下ろし、僕はカバンから熊取の駅前で買った可愛いパン屋さんのカレーパンと、家でドリップしてきたコーヒーの水筒を開け、「夕暮れカフェ」を開店した。言わずもがな素晴らしい時間であった。

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粉河駅まで走り、南海高野山で輪行、帰宅。

***

自転車旅はいつだって面白い。いろいろと準備やらやることはあるが、やはりひと月にいっぺんはこうやって自然の風を浴びんとねえ。

滋賀県にあるとあるカフェに行きたくてしょうがないのですが、電車賃が高いのと、平日しか休めないので大阪周辺の輪行時の通勤ラッシュを思うと萎えてしまう笑
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Comment

さめ

15時スタートって(;^ω^)オソ杉

「犬鳴山温泉」はAMラジヲではよくCMやってて有名ですよねー
元湯は山の湯っていうんですねコレは知らなんだ
瓶コーラってのがまた良いです
最近の小学生は瓶の王冠、栓抜きで開けれるのな?と、いらん心配をしてみる

夕日と雲が映り込む溜め池がなんとも美しいです
やはり外にでないと~(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
  • URL
  • 2014/05/12 18:21

アマガエル

さめさん

大した峠でなかったので良かったです。アホみたいにけっこう温泉もじっくりつかっちゃったので、この後の峠がきつかったらまた、鯖街道みたいにエライこっちゃなってたかもしれません^^;

「山乃湯」さん、マップルにのってますよ。自転車のスピードだから気づけたけど、バイクや車だと通り過ぎちゃうかもしれません、建物も階段降りたところにあるからすんごい分かりづらい。日帰り湯できるホテルは周辺にありますが、ここは古さ加減といい雰囲気満点でしたよ。

瓶に入ったコーラやオレンジジュースって今だにワクワクしますよね^^
  • URL
  • 2014/05/13 20:35
  • Edit

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プロフィール

アマガエル♪

Author:アマガエル♪
自転車に乗って、旅して、撮る。

自称「自転車カメラニスト」のアマガエルです。

旅と日常を写真と、時々文章とともに綴ります。

◎カメラ
・OLYMPUS OM-1
・OLYMPUS E-5
・OLYMPUS E-620
・FUJIFILM NATURA NS
・VOIGTLANDER BESSA R2A
・SEAGULL 4A-107

◎自転車
・ARAYA RANDONNEUR RAN
・DAHON BOARDWALK

ご意見や、撮らせていただいた写真のデータちょうだいとかございましたらメールください。
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