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10月11日392日目「北の大地、秋を極める。」札幌―中山峠―喜茂別

北海道 (129)

前日、僕は札幌入りした。以前札幌に着いた時に予約の段階で満室だと断られたライダーハウスに今回はちゃんと泊まることができた。普通の民家で2階の一室をライダーハウスの寝室にしている。オーナーさんに「今日は女性の方が1人いてるから」と言われた。部屋は男女相部屋。寝袋敷いて寝てくださいねとオーナーさん。その女性は荷物だけ部屋に残して姿は無かった。僕は外で夕食を済ませ、12時くらいに寝袋にくるまったが、まだその女性は帰ってきていなかった。

朝、目が覚めると茶色の髪の女性が同じ部屋で寝袋で寝ていた。おお、日常ではありえない状況やなと少しドキドキしつつ再び二度寝。朝7時体を起こすとその女性も起きたよう。ドキドキのファーストコンタクト、するとその女性から思わぬ一声。
女性「ミノ君だよね?」
僕「あ。」
なんと知り合いの人だった。(こんなん多いね笑)しかも遠く離れた九州の阿蘇ライダーハウスで知り合ったライダーの方。北海道に実家があるらしく、帰省の途中だったのだという。ところで僕のカバンには「ひこにゃん」のぬいぐるみがついてある。ツライ時には「ひこにゃん頑張ろや!!」と一人でブツブツぬいぐるみに話しかける僕は24歳の青年です、同年代の子はみんな立派に働いております、ハイ。で、昨夜ひこにゃんのぬいぐるみを見たそのお姉さんは、コイツは・・・と思ったそうなのである。ちなみに昨夜は一人で居酒屋で飲んでいたそう。姉さんもなかなかやりますな。

そのお姉さんと記念撮影して僕は札幌を出発した。今日はビッグな旅になりそうである。なぜなら洞爺湖方面を目指すにあたって、「中山峠」という標高差800メートルを越える大きな峠を越えなければならないからだ。

しばらく走ってゆるやかに登り始めた。もう10月も中旬にさしかかろうとしていて、山は秋の色に染まっていた。中山峠は紅葉の名所でもあるらしく、この日は日曜日だったので峠へ向かう道は紅葉目的の車で渋滞していた。まあ自転車なので渋滞にはあまり関係なく渋滞の横を走りながら、頑張って自分の足でこいでる者の特権やなと、顔には出さずに心の中でニヤニヤしていました(やらしいな笑)。

定山渓からさらに上へ。ところで紅葉の木といえば赤はイロハモミジなどの楓系で黄色はイチョウといった感じだろうか。モミジの紅葉のイメージといえば、繊細で優美、神社仏閣との和の調和。しかし僕が中山峠で見た紅葉は本州の紅葉とは全く違うものだった。繊細な本州の紅葉とは違って中山峠のそれはダイナミックだ。赤はナナカマド、黄色は白樺、そしてエズマツなどの常緑樹の緑、それらの色が混じり合い、山はモザイク模様に彩られ、圧倒的なスケールで視界全てに広がっていた。山々を見晴らせる展望所で、僕は感動のあまりしばらく立ち尽くしていた。

北海道 (123)

北海道 (126)


さらに峠を登っていく。勾配はさほどキツくないが、高さ800メートルとあって距離は長い。それでもついに、峠の頂上に到着!!ツール・ド・フランスでステージ優勝を果たした気分で一人感動のガッツポーズ。揚げイモを食べながら、羊蹄山を眺める。

峠を下ると喜茂別にたどり着いた。小さな川にかかる橋の上に立ち、暮れなずむ空と羊蹄山を見ていた。すると後ろから
「お兄さん旅がんばって~」
と通りかかった車から若い女の子が応援してくれた。僕は親指を立てて女の子に向かって笑ってその手をかざす、アホか。しかし最近、夜キャンプすると寒くなってきた。早く南下せんと。
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自転車に乗って、旅して、撮る。

自称「自転車カメラニスト」のアマガエルです。

旅と日常を写真と、時々文章とともに綴ります。

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